
雪の季節ですねー。ところで冬になると、海外でよく日本の冬の原風景として、おサルさんたちが温まっている雪の温泉が紹介されますよね。
海外では「スノー・モンキー」などと呼ばれてとても有名なのですが、日本人にはそのイメージは知っていても「北海道だっけ?」と意外に知らない人が多いんですよね。皆さんはあの温泉がどこにあるか、ご存知ですか?
答えは、長野県山ノ内町にある地獄谷野猿公苑です。この季節、たくさんの外国人観光客が殺到する観光地ですが、ここへはどのように行けばいいのでしょう?

地獄谷野猿公苑の入口は、長野駅から電車や車で1時間ほどの場所にある渋温泉にあります。
ただし、春から秋にかけては野猿公苑の近くまで自動車で行けるのですが、冬季はその道が積雪で閉鎖になってしまうため、もっと離れた駐車場から歩いて行かなければなりません。
上の風景写真がその入口ですが、ここから1.6km、徒歩約25分と書かれていますね。しかもずっと雪道を通って行くことになりますから、履物と防寒着の準備はしっかりと。そして足元に注意して歩いて行きましょう。

やがて見えてきたのは、地獄谷温泉の旅館。
地獄谷野猿公苑は、ここからさらに谷の雪道を歩いて行くことになります。くれぐれも滑りやすい足元に注意。

地獄谷野猿公苑の入口に到着して入苑料を払ったら、中はもうあちらこちらにおサルさんだらけ。そしてとにかく外国人観光客が多いです。
よく写真に写っているお猿さんが入浴する温泉は、この橋を渡った右側にあります。
小さな温泉のわりにたくさんの人が撮影のためにひしめき合っているので、押し合いへし合いで温泉に落ちないようにしましょうね。この時期に濡れると、まさに地獄ですよー。