東北地方が雪景色に包まれるこの季節。この場所は、歴史上のあるヒーローの終焉の地とされている場所ですが、どこか分かりますか？
これは岩手県平泉町にある高館義経堂という場所。鎌倉幕府を開いた兄の源頼朝によって平泉に追い詰められた源義経が、この場所で自害したのです。NHK大河ドラマ『義経』では、武蔵坊弁慶（松平健）に守られた源義経（滝沢秀明）が自刃した瞬間ドカーンと爆発するという衝撃の最終回が印象深かったですが、その舞台がまさにここ。
その義経堂は北上川を望む丘の上にありますが、ここからの眺めは東北屈指の絶景として観光客からも絶大な人気を誇っています。
雪景色だとこの通り。北上川の流れが美しいですね。真夏の青々とした景色もとても素晴らしいです。義経堂に登る階段からこの絶景を写すことができます。
ここは松尾芭蕉が訪れ「夏草や 兵（つわもの）どもが 夢の跡」という名句を読んだことでも知られ、現在も「おくの細道の風景地」として国の名勝に指定されています。境内にはこのように、その松尾芭蕉の句碑もあります。
歴史の重みを自然がささいているかのような落ち着いた所です。Paddyを持ってここを訪れた時は、ぜひ絶景と共に義経堂や句碑なども撮影してみて下さい。
