Paddy風景紀行

桜を見ながら、日本赤十字社発祥地へ

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3月下旬は桜の季節ですね。咲き誇る桜を見ながら散歩をして、Paddyに桜のある風景を登録していって頂ければ嬉しいです。

東京の都心には桜の名所が多くありますが、ただ美しい桜を見るだけではなく、ちょっとした歴史に触れてみたいという時には、日本赤十字社発祥地などはいかがでしょう。

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場所は東京都千代田区富士見2丁目の東京通信病院前。このように、千代田区教育委員会による説明板も立っています。

病院は桜の木に囲まれているし、また隣接の外堀が桜の名所とあってお花見客もすごく多く、桜を見歩くには絶好の場所。

なぜここで日本赤十字社が始まったかというと、西南戦争の時に日本赤十字社の前身となる傷病者救護活動を行なう博愛社が設立された際、その設立者の一人でもあった桜井忠興が住んでいたここの屋敷をその本拠地と定めたから。

桜井忠興というのは摂津尼崎藩最後の藩主であった松平忠興の後年の名乗り。桜井邸だったから今も桜の木が多いのかどうかは分かりませんが、「桜」ゆかりの史跡ということで、桜の季節にはぜひ。

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またすぐ横の外堀は桜が咲き誇り、いつも花見客であふれていますが、外堀に沿ってJR中央線が眼下を走るので、桜の花と電車を同時に撮れるスポットとして知られています。皆さんもぜひ桜の風景にチャレンジしてみて下さい。

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