Paddy風景紀行

ガス事業の歴史の始まりを刻む、一本のガス灯

私たちが当たり前のように使っているインフラも、必ず歴史の始まりがあります。そしてそのインフラ史の始まりを肌で感じることができる風景も現代に残されていることがあります。

その一つがこれ。

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この1基のガス灯が、実は日本の一つのインフラの夜明けを物語っています。

そう、このガス灯のある場所が「日本ガス事業発祥の地」なのです。

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その場所は、神奈川県横浜市のJR桜木町駅から5分ほど歩いた場所にある、横浜市立本町小学校の正門前。このように、学校の前に石碑を伴った小さなガス灯が建てられています。

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横の石碑にはガス事業発祥の様子が書かれています。明治3年、高島嘉右衛門という人物によってこの場所にガス会社が設立され、フランス人技師アンリ・プレグランを招いて神奈川県庁から馬車道方面にガス街灯を十数基点灯し、それが我が国のガス事業の発祥であるとあります。

そのガス会社を前身とするのが現在の東京ガスであり、このガス灯記念碑も東京ガスによって寄贈されたものなんだそうです。

こう見ると、ガス灯というのも味があっていいですよね。皆さんの地域の街灯のある風景もPaddyにいろいろ登録してみてはいかがでしょうか。

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