今月からNHKで仲間由紀恵主演のドラマ『美女と男子』が始まりましたが、仲間由紀恵さんといえば2006年のNHK大河ドラマ『功名が辻』で、初代土佐藩主・山内一豊の妻を好演して以来、紅白歌合戦や朝ドラなどNHKの常連となりましたね。
さて、その『功名が辻』の主人公である山内一豊とその妻・千代の夫妻はどちらも、初代藩主となった土佐藩つまり高知県に銅像があるのですが、どちらもご覧になったことはありますか？
その銅像は、山内家が居城としてきた高知城にあります。
妻・千代の像は、高知城天守に向かう城内の途中の石段脇にあります。
馬と一緒になったこの像のタイトルは「内助の功」。千代が山内一豊の出世のために貯めた全財産を叩いて名馬を買う『功名が辻』の中の屈指の名シーンですね。
でも、高知城に行った人の中には「千代の銅像はすぐ見つかったんだけど、山内一豊の銅像は見なかったなあ……。どこにあったんだろう」という方も多いようです。
初代藩主・山内一豊の銅像が高知城の中に見つからなかった……という方。実は山内一豊の銅像は、追手門よりも外にあるのです。
高知城の追手門を出て堀を渡ると、北側に県立図書館があります。その県立図書館の前に、山内一豊の銅像があります。
こちらも馬と一緒の姿。槍を構えた勇壮な山内一豊の姿を見ることができます。
高知城内には他にも板垣退助の銅像などいろいろな見所があります。ぜひ高知城に行った際には、山内夫妻どちらにも会ってみて下さいね。
