かつて奈良の東大寺の大仏から名をとった「大仏駅」という駅が奈良県にありましたが、1900年代初頭に廃止されています。でも現在、駅名に「大仏」の名を冠している駅がまだ一つあります。
それは千葉県鎌ケ谷市にある新京成電鉄新京成線の「鎌ヶ谷大仏駅」。「関東の駅百選」にも選ばれている駅です。
駅名を見て「え、千葉県に大仏があるの?」と驚いてしまう方も多いと思いますが……
そう、実際に鎌ヶ谷大仏という大仏があるのです。
鎌ヶ谷大仏駅から出ると県道59号線が新京成線を横切っていますが、向かい側の墓地にこの通り、鎌ヶ谷大仏が鎮座しています。どどーん。
でもほとんどの方の感想は「思ったより小さい!」。そう、高さは台座も含めて2.30mという、大型の人間より一回り大きいのかなーという感じの大きさなのです。
それでも、1776年鋳造という歴史を持ち、駅の名前にまでなってしまうというその存在感はとっても大きいもの。写真の撮り方によってはかなりの威圧感で写りますので、皆さんも是非探しに行ってみてはいかがでしょう。