いまや誰もがスマホやカメラを持つ時代。若者たちはどのように機器を使いながら、どんな風景に出会っているのでしょう?
そんな世の中の若者たちの行動や流行を聞くコンテンツを実験的に連載することになりました。
若者の中でも特に、流行に敏感な女子たちはどのようにスマートフォンを使い、日々をどのように楽しんでいるのか。実際に女子の皆さんに聞いて見る企画、その名も「女子のスマホレポート」です。
彼女たちの話の中から、もっと魅力ある風景に出会えるヒント、また若年層へのマーケティングのヒントなどが一つでも見つかると嬉しいです。
■宝飾デザイナー Mさんのスマホ
今回から始まりました「女子のスマホレポート」。第1回は、宝飾デザイナーとして活躍中のMさんにお話をお聞きしました。
商品のデザインはもちろん、仕入れのために海外に行ったり、全国各地の店舗販売や展示会の応援に駆けつけたりと日々多忙なMさんにとってスマホは欠かせない情報通信機器。
使っているのはiPhone5s。通勤の時にはいろいろなサイトを見るものの、ゲームは苦手でほとんどダウンロードしていないそうです。最近の悩みは、自宅に自分専用のPCがないためしばらくバックアップを取れていないことだとか。
よく写真を撮ってFacebookにアップするという彼女がよく使うアプリが、Cameranコラージュ。数多くのファッション誌やファッションブランドとコラボした写真加工アプリで、数あるコラージュアプリの中でも最もかわいいスタンプやアイテムが多いとのこと。
友達と一緒に記念撮影をすることは多いけれど、インカメラは画質が悪くなるので使わず、大抵はセルフタイマーを使っているんだとか。友達と旅行に行った時などは三脚を持って行ったりスーツケースに載せたりして、全身が写るほど遠くから撮ることが多いそう。
最近特によく利用しているサイトが、Minne(ミンネ)、Creema(クリーマ)、iichi(イイチ)といった、ハンドメイド販売のフリマアプリ。「子供っぽすぎる」などの理由で会社ではデザインにOKが出なかったけれど、絶対にかわいいと自信のある自分の作品を、自分の手で試しに販売しているんだそうです。
そこに掲載する写真のために、自分やお姉さんがモデルとなって実際にそのアクセサリーを身につけて撮影。 販売手数料はだいたい10%〜20%ですが、いい感じで注文が増えてきているんだそうですよ。
会社でできないことは自分で試してみる。スマホはそんなアクティブな女子にとってすごく便利なツールなんですね。