梅の季節ですね。賑やかな桜のお花見もいいけれど、まずは梅のお花見などいかがでしょう。
さて、東京都内には湯島天神や牛天神北野神社などいろいろな梅の名所があります。どれもアクセスは良好で、都内屈指の繁華街からだと電車やバスで30分ほどで行けます。
ところが、実は銀座から10分ほどで行けちゃう、穴場の梅林があるのをご存知ですか?これ、意外に知っている東京都民が少ないので、梅のお花見にぜひ行ってみて下さい。
ほら、梅がたくさん咲いているでしょう? これが、銀座から約10分で行ける穴場の梅園。場所は、東京都江東区にある辰巳の森緑道公園です。
辰巳の森緑道公園は東西に長い公園で、首都高速9号深川線を挟んで東側の公園は都内屈指の桜の名所として知られているのですが、梅園があるのは深川線の西側の公園。
まず銀座一丁目駅もしくは有楽町駅から東京メトロ有楽町線で新木場方面に乗り、辰巳駅で降ります。2番出口を出て、西に向かって1分ほど公園内を歩けば、この梅園が広がっています。
辰巳の森緑道公園は東京湾の埋め立て地に作られた、とてものどかな公園で、江東区民の憩いの場となっています。でもこの梅林は公園の中でもかなり端なので、あまり人もいなくのんびりできます。梅林の下でシートを敷いて見上げてみるのもまた一興。
地図上で見ると銀座からは離れているように見えるのですが、有楽町線だと銀座一丁目駅から辰巳駅までは10分ほど。銀座に近い梅林というと皇居内にもありますが、銀座から皇居の中まで歩いても実は余裕で10分以上かかるので、もしかしたらこの辰巳の梅園が、銀座から最も早く行ける梅林かもしれません。
辰巳の森緑道公園には他にも撮影スポットがたくさんある面白い公園。ドラマのロケ地にもよく使われます。ぜひ銀座から少し足を伸ばして、行ってみてはいかがでしょう。