
梅の名所というと茨城県の偕楽園をイメージする人が多く、都内からも梅を見にたくさんの人が偕楽園へと向かいますが、茨城県にはもう一つ、偕楽園よりももっと歴史の古いある歴史スポットに梅の名所があるんですよ。
このように白梅が咲き乱れていますが、この梅園がある城跡に広がっています。

このお城なんですが、このお城は何城かご存知の方はいらっしゃいますか?
これは、茨城県坂東市にある逆井城(さかさいじょう)。かつて北条氏の北の拠点だった城で、風魔小太郎に代表される忍び集団・風魔一族もここにいたと言われています。
現在は逆井城跡公園として一般開放されていて、このように櫓や櫓門、日本庭園などがきちんと復元されています。東京都内からも車で1時間半ぐらいで行くことができ、無料で止められる駐車スペースもあります。

梅林はどこにあるのかというと、櫓や櫓門から北側に2分ほど歩いた場所。ここに一緒に写っている家屋のような建物は、実は公衆トイレ。トイレを目指して行けば、その北側に梅林が広がっているのをすぐに見つけることができるはずです。
茨城県民でも知っている人が少ない穴場的な梅の名所です。さすがに偕楽園ほどの本数はありませんが、偕楽園と一緒に訪れて、城跡に思いを馳せながら梅の花々を撮影してみてはいかがでしょう。