Paddy風景紀行

世界遺産・日光の神橋と二人の銅像

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世界遺産に登録され、ますます全国から観光客が集まっている日光。

そんな日光東照宮や日光二荒川神社の入口で目を引く有名な橋が、神橋。国の重要文化財に指定されているばかりか、山口県の錦帯橋や山梨県の猿橋と並んで「日本三奇橋」に数える人も多いほど、全国的に知られている美しい橋です。

でも、この神橋をこの角度から写真に撮ったらさっさと日光東照宮へと入っていく人がものすごく多いんですが、神橋を撮影したらちょっとその辺りを見回してみて下さい。有名人二人の銅像が、ほんの30秒以内の圏内で見つかることでしょう。

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まず一人目の銅像が、天海大僧正。

徳川家康の側近として仕えた天台宗の僧です。天海にはまだ謎めいたことが多く、100歳以上の長寿であったことが確認されているため、山崎の戦いで生き延びた明智光秀が正体ではないか、という説も色濃く残っています。

神橋とは国道119号線を挟んだ場所に経っているのですが、見つかりましたか?

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そしてもう一人の銅像が、自由民権運動で知られる板垣退助の銅像です。

土佐藩出身の板垣退助ですが、戊辰戦争で各地を転戦したり自由民権運動で各地を遊説したりした経緯から、全国各地に銅像が点在しており、高知県の高知城や岐阜県の岐阜公園などにも銅像が建っていることが知られています。

戊辰戦争の際に日光東照宮に立てこもる旧幕府軍を説得して東照宮を戦火から救ったという功績で、この地に建てられているんだそうです。神橋の入口近くにある銅像なのですが、見つかったでしょうか。

神橋と銅像、ぜひ日光に行った時にはどれも撮影してみて下さいね。

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