今年のNHK大河ドラマは 、幕末が舞台の『花燃ゆ』ですね。
幕末と言えば、今でも最も人気が高い人物が坂本龍馬。薩長同盟締結の立役者で、日本の夜明けを演出した傑物として多くの歴史ファンの憧れの的です。
さて、坂本龍馬は土佐藩出身の志士なので、高知県の桂浜に銅像が建っていることで有名。ところが、東京都にも坂本龍馬像が建っていることをご存知ですか？
これが、東京都にある坂本龍馬像です！ 意外に東京都民にも知られていないこの坂本龍馬像。いったいどこに行けば見られるのでしょうか？
場所は、東京都品川区の北浜川児童遊園という公園です。それでは、実際に行ってみましょう。
最寄駅は、京浜急行本線の立会川駅。駅を出ると目の前に立会川という川が流れていますが、渡らずに左（東）へと川沿いに進んでいきます。すると、１つ目の交差点を過ぎると左手にその北浜川児童遊園が見えてきます。
いた！公園の入口に、坂本龍馬が立っていますね。
さて、どうして品川区と坂本龍馬が関係あるのかというと、ペリー率いる黒船艦隊が浦賀沖に来航した頃、立会川には土佐藩の屋敷と砲台があり、若き日の坂本龍馬はここで沿岸の警備にあたっていたからです。きちんとゆかりがあるんですね。
というわけで関東近辺にお住いの龍馬ファンの皆さん。龍馬の故郷の高知県に行ってみるのもいいですが、ぜひ品川の龍馬像にも会ってみてはいかがでしょう。
