Paddy風景紀行

関東最東端の犬吠埼は、詩歌ファンの楽園

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関東平野の最東端と言えば、千葉県銚子市の犬吠埼(いぬぼうざき)。利根川の河口にあって太平洋にぐんと突き出た独特の岬です。

犬吠埼と言えば犬吠埼灯台や遊歩道など海の景色を楽しめる景勝地としてとても有名ですが、実は詩歌ファンにとってもパラダイス。たくさんの文人たちが、歌碑や詩碑を多く残しているのです。

高浜虚子、国木田独歩、佐藤春夫、尾張穂草など、詩歌の世界では超有名人のものがたくさん。

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「日の暮れ 海がすきです 月見草 秀水」

なんの変哲も無いこんな所にもひっそりと句碑が……。

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しかも説明板の石碑まで。田原秀水氏というのは俳人協会の会員の方だそうで、その句の説明も刻まれています。俳句好きは読みふけってしまいますね。

ちなみに、犬吠埼にある犬吠埼灯台は「世界灯台100選」に選ばれていたり、犬吠埼の白亜紀浅海堆積物は「日本の地質百選」に選ばれていたりと、犬吠埼はいろんな方面で注目されている場所です。ぜひ足を運んで、いろいろな風景を見つけてみて下さい。

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