赤ちゃんには輝かしい人生を送ってもらいたいもの。そんな願掛けのためにも、赤ちゃんが生まれたら、愛知県岡崎市にある岡崎城に行くのがいいかもしれませんよっ。

岡崎城は、江戸幕府を開いた徳川家康の誕生したお城。過酷な戦国時代を生き抜き、最終的に勝者となって乱世を納めた天下人が、生まれ育ったお城なのです。
岡崎城の城内は岡崎公園となっているのですが、岡崎公園には徳川家康公の赤ちゃん時代にまつわるいろいろな史跡があるんですよ。

これは、東照公えな塚。東照公とは徳川家康のことを指すのですが、えな(胞衣)というのは胎児を包んでいた胎盤のことで、えな塚はそれを埋めた塚のこと。
つまり、徳川家康がお母さんのお腹の中にいた時に包まれていた胎盤がここに埋められているんですね。

そして、東照公えな塚から徒歩1分ほど離れた場所にある、東照公産湯の井戸。徳川家康はこの井戸で汲まれた産湯に使って育ったんですね。
このように、岡崎城は天下統一という偉業を成し現代の日本の基盤を作り上げた徳川家康の原点なんですね。徳川家康の偉業にあやかって、お子さんと一緒に岡崎城を散歩してみるのもいいでしょう。