
東京には江戸時代の史跡は多くあれど、あまり古墳はないよなあ……、と思っている皆さん。そんなことはないですよ。
世田谷区野毛の玉川野毛町公園の中にある「野毛大塚古墳」は、都内屈指の大きさを誇る帆立貝式古墳。
帆立貝古墳というのは、前方後円墳のように円形に方形がはみ出している形の古墳。野毛大塚古墳にはこのように、その方形の部分には土器が立ち並んでいます。

これが「都史跡 野毛大塚古墳」の石碑と説明板。上に向かってロープが張り巡らされていますよね。そう、この古墳は実際に登ることができるのです。

野毛大塚古墳を上まで登ってみました。下の方形部分を見下ろすとこんな感じ。まるでハイキングに来たような感じの長めです。
玉川野毛町公園は等々力駅から徒歩およそ10分ほどの場所にある公園。等々力渓谷に遊びに行ったりした時には、ついでに寄ってPaddyで風景を収めてみるのはいかがでしょうか。