Paddy風景紀行

東京都大田区の「大田」はどこにある?

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東京23区の中で最も南に位置し、羽田空港もある東京都大田区は、東京都心と横浜・川崎圏を結ぶ中間にあるという位置の良さから、次第に人口が増えつつあります。

そんな大田区に東京都外から転入してきた人が気になるのは、大田区という地名。渋谷区には渋谷があり、新宿区には新宿があるのは分かりますが、大田区にある大田とはどんな場所なのか?とついイメージを膨らませてしまいます。

でも、大田区には「大田」という場所がありません。大田区は1947年に大森区と蒲田区が合併してできた区ですが、その時に大森の「大」と蒲田の「田」を合わせて「大田区」という名前にしたのです。つまり「大田」とは場所の名前じゃなく、「大森と蒲田」という意味なのです。

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ちなみに大田区の区章は、蒲田の大田区役所にも大きく掲げられているこのマーク。「大」の字と「田」の字が組み合わさっているのが分かるでしょうか?

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